リーダーは自然体

組織マネジメントの試験範囲でもある課題図書、「リーダーは自然体」

リコー在職中にAT&Tとのジョイントベンチャー立ち上げるが失敗。
その後、リーバイスの日本法人で採用され、米国本社へ異動。
HR部門として世界標準の働きをした後、ナイキ米国本社に転職。
HRのプロフェッショナルとしてリーダーシップを発揮する。
「日本人が日本人であることに誇りと自信をもって、100%自分自身であることで、世界に貢献する」
というミッションを追求する、著者であり主人公でもある増田弥生さんの実話。

これを読みながら、

「へぇー!」
「わかるわかる!」
「うわぁ、すごい!」

と、感嘆が止まりません。
特に印象的だったのが、

「リーダーは自分の足りない部分を受け入れ、周囲にも見せて、助けを求めたり、
感謝しつつ協力を仰いだりすべきなのであって、結局のところ、自己受容ができていることが、
その人のリーダーとしての器の大きさを表しているのだと思います。」

「缶けりを提案した子どもや、突然の火事にバケツリレーを言い出した人は、自然発生的リーダーとなります。
その人の語る内容や言行一致の行動によって、周囲の人が喜んでついていったとき、社会的影響力としてのリーダーシップは存在します。」

という言葉。
増田さんの考えるリーダーシップは、自分に正直に、自分の考え(や弱さも含めて)を周囲に伝え、
周囲と一体となって問題解決に立ち向かうことでいかされる、としています。

老若男女を問わず、いつでも、どこでも、リーダーシップは存在すると思います。
夫婦の間にも、クラスの中にも、会社の中にも。
そのリーダーの言動と行為によって、他のフォロワー個人では成し得なかったようなことが実現できたとき、
良いリーダーシップが発揮されている、といえるのでしょう。

自然体でいる、ありのままでぶつかる、失敗を恐れない、という姿勢で相対し、
自分も周りも、みんな同じ人間なんだから、大丈夫!という気持ちでいれば、
小さなリーダーシップも有効に働くと思います。それはもちろん、
幼児たちでも、大人たちでも。